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基礎・外装・内装 家が出来上がるまでの過程の中の基礎工事・外装工事・内装工事についてご説明いたします

基礎について

家を支える大事な場所です。渡辺建築では、基礎工事も他の業者を入れず、自分たちの手で行ないます。 住宅に使用する基礎には、大きく分けて2種類あります。布基礎とベタ基礎です。どちらが優れているとは言い切れないのですが、その建物を建てる地盤によって使い分けます。 地盤調査を行ない、その地盤が軟弱であるか、それとも岩盤のような固い地盤であるのかを調べます。軟弱である場合は、地盤沈下を起こす原因となるので、土を入れ替える、または柱状改良するなどそれなりの工事をしなければなりません。 ベタ基礎とは、建物の下の地盤全般に鉄筋を配筋し、コンクリートを流し、一枚の面で建物を支えるものをいいます。メリットはシロアリや湿気の侵入を防いだり、地震や台風の衝撃を効果的に逃すことが可能です。 デメリットは布基礎よりも重量があり、地中にかかる荷重が分散しないので、見込み沈下量を多めに見なければなりません。またコンクリートや鉄筋を多く使うのでコストがかかってしまうことです。 布基礎とは、建物を支える逆T字型のものが連続した帯状の基礎のことを言います。最も一般的に行なわれている基礎です。メリットは、重量が軽く、地中にかかる荷重が分散されます。 また柱状改良などされた地盤には、重量が軽い布基礎を使用したほうが良いとされています。コストもベタ基礎よりはかかりません。デメリットは、湿気やシロアリの侵入の恐れがあり、地震に対してもベタ基礎よりは劣ります。 渡辺建築では、ベタ基礎を基準に施工しています。

外装について

外装および家の外壁には、サイディング塗り壁(モルタル)ALC・タイル・レンガなどたくさんありますが、どれを選ぶか悩むところです。今最も主流となっているのがサイディングだと思います。窯業系・金属系・木質系があります。色も模様も様々なものがあり、中には化学変化で汚れを落としてしまうものまであります。施工としては、釘で直接打つものから、金属で固定していくものもあります。種類によってはタテに貼ることもヨコに貼ることもできます。渡辺建築では、外装につきましては、下地にも気を配っています。9mmもしくは12mmの構造用合板を必ず施工しより耐震性に優れた家造りに取り組んでおります。

内装について

床下の構造は土台と基礎の間に土台パッキンを採用しています。これを用いると基礎に換気口がつかないため、基礎自体の強化にもつながります。さらに土台と基礎が密着されないので土台が腐りにくく、建物の下全体の通気が可能になるのです。

床の下地はヒノキ材90mm角の大引。束は鋼製束も使用する事もありますが、基本的には90mm角のヒノキを使用します。束は基礎から出ているボルトで全て固定されています。

1階はヒノキ太鼓根太、2階は105mm×45mmの米松KD材の根太を使用。共に12mm構造材パネルを捨て貼り。

壁、天井は主に石膏ボードを貼りますが、希望に応じて木材や珪藻土、漆喰など塗り壁にも対応いたします。